1921年、創設者グッチオ・グッチが旅行かばんやバッグなどの革製品専門店として、フィレンツェにオープンしたGucci。
世界で初めて商品に品質保証のためのイニシャルGG柄を入れて販売したことでも有名なブランドです。
その中でも、毎日のようにAtelier8845に持ち込まれるオールドグッチ。
ご自身が使われていた思い出の品、お母様、おばあ様そして、おじい様がお使いになっていた品など、様々な思いのこもった品々が集まります。
オールドグッチはGucciの創設者が手がけた1980年代までの製品と言われています。
30年以上の時を経てもオールドグッチは、レトロな風合い、上質な素材が、時代を超えて今なお多くの人々を魅了しています。
お修理して、今のファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか?
【Atelier 8845 のオールドグッチのお修理のご紹介】
時間の経過と共に革が劣化したり、色褪せたり、
そんな時は、染めることで、アイテムを蘇らせることができます。
▶オールドグッチの革の魅力
第二次世界大戦の影響から皮革は統制品となり、その後解除されても革製品の素材不足は解消されませんでした。その時に出たものが“ピグスキン”豚の革を使用したカバンです。
一般的にピグスキンは豚革を使用しますが、GUCCIでは猪の革を使用しているそうです。
✓染色職人が、一点一点商品を確認し、色をお作り致します。
✓革の状態を見ながら、その革にとって一番いい方法で染めていきます。
■ショルダーストラップの取り付け、修理
オールドグッチは、クラッチタイプも多く、普段使いされたい方は、ショルダーを取り付けることで、バッグの活躍の場が広がります。
取り外し可能、長さの調節できるショルダーご希望をお聞かせください。
革の劣化で、ショルダー、付け根が痛んで破れが生じる場合は、
同じような革質、お色目の革をセレクトし、お作り致します。
革が痛んできた場合は、補修、もしくは新しく同じデザインで付け直すこともできます。
■内袋交換
▼内張を革で
▼内張を人絹で
内側の生地の劣化、内袋がべたつく、ボロボロ粉が出る
→劣化しない軽い素材の生地を使い、新しく内袋をおつくり致します。
もちろん、お好みの大きさのポケットを作成、ロゴも元のようにお付け直しいたします。
■メッキ
金具をメッキし、輝きを取り戻します。
クローゼットの中にある革が傷んだり、剝げたり、内袋がモロモロして使えなくなったオールドグッチを復活させて、“古いのに新しい”ファッションを楽しんでみませんか?