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2020/12/20

変化するライフスタイルに合わせて、バッグをリメイク

帆布バッグのリメイク

 

 

IMG_7825

 
ご両親からの大学入学祝いのバッグを、
社会人となってもいつも手元において使い続けることができるよう、
今のライフスタイルに合ったものへ、リメイクを承りました。

 

ご希望は、

✔ ボストン型のバッグの幅を短くし、トートへ

✔ ファスナーでの開閉をなくし、開け閉め簡単なマグネットホックへ

✔ 持ち手を長く

✔ オリジナルの雰囲気を出来る限り残す

✔ 余った生地で何か小物をお作りする

 

これらのポイントを抑え、

リメイクへ取り掛かります。

 

 

~Atelier8845でのリメイクの流れ~

 

お客様のご希望のデザインをお伺いし、デザイン画を作成。

ポケットの大きさや数、持ち手、ステッチの色、

金具の形、細部までお客様のこだわりをお聞かせ頂きます。

職人がリメイク用のパターンを引きます。

似たような素材を使いサンプルを作成。

これらの準備をしっかり整えてから、

お預かりしているお客様の大切なアイテムのお修理に取り掛かります。

 

一目一目、縫い目を解いていきます。

スクリーンショット (12)

 

Atelier8845ではリメイクの際、オリジナルのバッグから使える材料はできる限りリユースを心がけています。

お客様と共に過ごされた長い日々の中で、

日に焼けた色合いは同じものを見つけることはできません。

テープも使用するため、解いた糸を全て取り除きます。

 

バッグが解体されました。

 

スクリーンショット (2)

裁断。
一つずつ確認しながら進めます。

 

スクリーンショット (1)

縫い合わせ

 

スクリーンショット (3)

だんだん形になっていきます。

 

スクリーンショット (9)

 

完成

 

スクリーンショット (4)

 

余った生地やファスナー部分で、キーホルダー、キーケースを作製しました。

職人がお客様のバッグへの思いを巡らし、

これからも長くそばに置いて、使いたくなるような小物を作成いたします。

 

■こだわった部分

①今回のリメイクでのこだわりは、マチの部分です。

オリジナルを感じる雰囲気で、使える生地の量を考え、

ファスナー部分をマチに持ってきました。

 

②底鋲の跡

ボストンだったため、底鋲が付いていました。

トートにすることで底鋲は必要なくなったので

開いてている穴をどのように塞ぐか、

なるべく穴を見えないように生地を取れるよう職人は試行錯誤しました。

結果、革ボタンで穴を埋めましたが、

違和感なく仕上げることが出来ました。

 

 

 

革製品に限らず、針と糸でできることであれば素材やアイテム特定せずなんでもさせて頂いております。

 

 

 

生活様式が変わったから今だからこそ、

大切なモノを見つめ直す機会に、リメイクという選択枠を

増やしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

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