持ち歩きやすさ、
ちょうどいいサイズ感、
デザイン、
スタイルの合わせやすさ、、、
全て持ち合わせたビジネスバッグに出会えたら、大切にしたいですよね。
長年愛用されたビジネスバッグがAtelier 8845にやってきました。
いつも持ち歩かれているようで、革が馴染んで、
色艶が増して、いい味が出てきていました。
ただハンドルが長年の愛用により、手に触れる部分の革が摩擦、
強度を与えるコバが剥がれ、芯も弱っていました。
バッグの味を生かしながら、これからも長く使って頂けるよう、
ハンドルを新しく変えるお修理を承りました。
ハンドルは、荷物を運ぶための強度が必要なため、
革の中でも耐久性のある革を使用します。
グリップ要素、ホールド感、美しさの面でも最も重要な一部です。
まずは、元のハンドルを使用して新しいパターンを作成します。
ハンドルを作成するには、長さ、幅、厚さ、
革の仕上げの微妙さ、ステッチなど細部までイメージしていきます。
事前に組み立ての抵抗を確認するためにも、
オリジナルの持ち手の構造を細部まで確認します。
手縫いで慎重に仕上げていきます。
新しいハンドルは革が溶け込み、手触りが滑らかになるよう密封され、
バッグに取り付けられる準備が整いました。
完成です☞
Atelier 8845ではあらゆる種類の革製品の修理、
リフォーム、オーダーメイドを専門としています。
一部のみのお修理、補強、新規で作製など、
元のデザインと元の革を尊重し、
大切にされているお持ちのアイテムを長くお使い頂けるよう
ベストな方法をご提案いたします。
今お持ちのアイテムが、どこか一ヶ所直すだけで使えるようになったり、
キレイになったり、持ちたくなるモノになって欲しいと思っています。
お気軽にお問い合わせください。